一般の方へ

本研究へご協力をお願いする患者様へのご説明を分かりやすく書いています。

研究の目的

日本の三大死亡原因はがん、心臓病、脳卒中です。これらの病気は、生活習慣病と呼ばれています。生活習慣病は、食習慣・運動・喫煙などの「生活習慣」と「体質(遺伝素因)」が複雑に絡み合って起こるということが最近の研究で明らかになってきました。脳卒中など脳血管疾患の患者様では、後遺症をかかえて寝たきりや認知症になり、健康寿命(自立して生活できる期間)の短縮や、生活の質の低下が重要な問題となっています。

そこで、脳卒中の病態解明・早期発見・治療法開発のために、どのような病状の方がどのような治療を受けどのくらい改善されたのか、退院された後の具合はどうか、どのような体質の人が脳卒中になりやすいのか、などについて研究しています。 研究の成果を通じ、脳卒中の予防、診断、治療の進歩、発展に寄与し、脳卒中に苦しむ患者を減らし、国民の保健、福祉の向上をもたらすことを目標としています。

ご協力いただくこと

診療録から診断・症状・検査結果・治療内容・ 経過などを使用させていただきます。

治療のための採血と一緒に採血(採血管1本)させていただきます。 遺伝子調査に同意していただいた方は、採血管を1本追加します。 血液は調査のため、保存させていただきます。

退院された後、定期的に電話や手紙で、 健康状態をお尋ねします。

遺伝子について

遺伝子の違いが、さまざまな病気の原因となっています。 完成された人の身体の細胞に変異がおきて起こった病気が癌です。 生まれつき違いがある遺伝子をもつ場合、それが子孫に伝えられ、遺伝する病気が出てくる可能性があります。 最近、遺伝子のタイプの違いで、脳卒中や心疾患のかかりやすさも違うことが解ってきました。

遺伝子の作りや働き具合を調べ、今かかっている病気や将来かかるかも知れない病気について研究したいので、ご協力をお願い致します。

ご協力について・データ管理について

この研究にご協力いただくかどうかは、あなたの自由意思で決定してください。強制ではありません。 同意されなくても、治療や対応に影響することはありません。

一度同意したあとでも、同意を取り消すことができます。 同意を取り消されたあとは、記録や血液を研究に使用することはありませんが、 すでに結果などが論文などで公表されていた場合は、破棄できない場合があります。

提供いただいたデータは匿名化し、誰のものかわからなくします。 情報は九州大学大学院医学研究院病態機能内科学ならびに九州大学情報統 括本部情報基盤研究開発センターにて、厳重に管理します。

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